幼稚園児 保育園児が育てるオススメの生き物3選

子育て

 「飼いたい!」ペットショップでおねだりする我が子。でもうちじゃ犬も猫も飼えないの…。そんなお家にオススメな、幼稚園児や保育園児でも飼える生き物を紹介します。


メダカ ~お世話が簡単で安心~

メダカを飼う オススメポイント

 メダカは比較的丈夫で管理もしやすく、小さな容器でも飼えるので広いスペースがなくても飼いやすい生き物です。エサも少なくて済むため水も汚れにくく、初心者でも安心して飼うことができます。卵を産み、赤ちゃんが産まれる様子も見やすいので、子どもと一緒に観察を楽しめます。

注意点

水温管理

 夏や冬は水温管理が必要です。夏は暑くなりすぎないように、室内や日陰に置きます。冬は屋外でも大丈夫ですが、水が凍らないように気をつけましょう。

水替え

1~2週間に1回を目安に水を替える必要があります。

エサやり

1日1~2回、食べきれる量のエサをあげます。あげすぎると水が汚れやすいです。

お世話の仕方

・水槽やバケツを用意

・カルキ抜きをした水を用意します。(市販のカルキ抜きを使う、水道水を日光に数日あてるなど)

・水草を入れる。隠れ場所や卵の産卵に必要です。

*ろ過装置やエアレーションがあると水が長持ちするので、水替えの頻度を減らせます。


カブトムシ・クワガタ ~夏だけの特別な体験~

カブトムシ・クワガタを飼う オススメポイント

 子どもたちに大人気の生き物、夏の風物詩にもなっているカブトムシ・クワガタ。見た目や動きを見るだけで、子どもたちのワクワクする気持ちを盛り上げることができます。夏の間だけの飼育になるので、初めての飼育にぴったりです。寿命の短さを通じて、命の大切さを学ぶきっかけにもなります。

注意点

暑さ・直射日光を避ける

 ベランダや玄関など、直射日光が当たるところや暑いところはNGです。風通しの良い日陰や、屋内がベストです。

夜行性

 夜に活動し、昼は土にもぐって生活することが多い生き物です。夜、室内で「バチバチバチ!」と羽を広げると、何事かとびっくりするので夜だけベランダに出すなどの工夫が必要なお家もあるかもしれません。

逃げ出し注意

 体は小さいですが力は強く、虫かごが少しでも空いていると逃げ出すかもしれません。ふたはしっかり閉めましょう。

寿命が短い

 成虫は夏の間の1~3カ月しか生きることができないので、子どもには事前に伝えておいてあげましょう。

お世話の仕方

・虫かごを用意し、昆虫マット(土)を敷く

・止まり木や木の枝を置く(100円ショップにもたくさん売っています。)

・昆虫マット(土)が乾燥しているときは、霧吹きで湿らせる

・エサは昆虫ゼリーで十分



ミドリガメ ~長く飼えて、命の大切さを感じる~

ミドリガメを飼う オススメポイント

 ミドリガメは丈夫で、環境を整えれば長く飼うことができます。エサを持つと近くによってきて、愛着が湧きやすい生き物です。メダカやカブトムシなどと比べると、飼育に少し手間がかかりますが、手間のかけ方で関わり方や責任感を育てることができます。

注意点

大きくなりすぎる

 小さいときは可愛く、子どもが手のひらに乗せて観察することができますが、成長すると20cm以上にもなります。長いと30年近く生きるとも言われています。

逃がしてはいけない(放流は禁止)

 ミドリガメは特定外来生物に指定されているため、川や池に逃がすことは禁止されています。そのため、最後まで育て切る覚悟が必要になります。お住まいの地域によっては、NPO法人や自治体が相談に乗ってくれるところもあるかもしれませんが、基本は育て切りましょう。

甲羅を乾かすところが必要

 紫外線ライトや日光がないと、病気になってしまうため、飼育環境には甲羅を乾かすところを作りましょう。

水がすぐ汚れる

 エサの食べ残しが出たり、フンをたくさんしたりして、水が汚れやすいです。適度なそうじが必要です。

お世話の仕方

・水槽を用意(40cm以上が望ましい)

・水のエリアと陸のエリアを作る(レンガなどでもOK)

まとめ

 自分で生き物を育てることで、小さい子どもにしか感じられないことがあると思います。育てきれなかったり、失敗したりすることもありますが、それも子どもの成長。親も一緒に飼育を楽しんでみてください。

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